2015年6月21日日曜日

乾癬のわたしと友達

おはようございます

またまた投稿に時間があいてしまいました
最近はお願いされて英語を教えたりと
いろいろと忙しい...のです。

ツアーのお客様が多く、飛行機内も大忙しです


さて、今日はSoriaとその友達について書こうと思います:-)
Soriaに乾癬症状がでたのは17歳の夏。
まさに思春期真っ只中なわけで
本当に病院で「治療法ないですね」と冷たく言い放たれた時とは..
地獄に突き落とされたような絶望感でいっぱいでした:-(

初めは顔の頬、耳の前にできました
そこから病院に行ってからの広がりといったら!
あっという間に全身に広がって、
女子高生の象徴、ミニスカートも履くのに躊躇。

脚よりも腕が酷かったので
暑くても長袖...顔にも広がって
当時の写真はあまりありません:-(


すごい顔して見てくる同級生や大人もいっぱいいて
かなり傷つきましたが
(特に電車!)

幸いなことにわたしの周りの友達は
乾癬が広がっても、酷くても
前と変わらず仲良くしてくれました:-)

当然といえば当然のことかも知れないですが
だって中身は何一つ変わってないのですからね:-)
でも、乾癬になって自暴自棄みたいになったこともありましたが
「一生これと付き合っていくなんて!」と。
夏に水着のCMを観れば、あんなの一生着れないし
今が一番女子として輝く高校生なのに海にも行けない!と。涙
みんながお化粧しだしたしても、肌が荒れてるから諦めたり




みんなにとって普通なことができない




って女子高生の身分には辛いツラい毎日でした

今思えば、自分自身に「できない!無理」と
リミットを作ってしまっていたんだなぁと思いますが。


話は戻して
それでも友達が変わらず接してくれていたという事実は
本当に大きな支えでした
顔や腕や脚にできてる乾癬がまるで見えていないかのように、
これって実は簡単そうに見えて難しいことだと思うんです。

やっぱり見た目は悪いし
可哀想な目で見ちゃったり



多感な高校生、たかだか10代の小娘たち
だけど、それができていたわたしの友達は本当に偉大です。

まえにTVで乾癬を患っていた女性を見たのですが
(半世紀伝的な)
学生の時は容赦ない誹謗中傷に涙して...ううう…というのがありました...


わたしにはそれはほぼなくて(学校ではゼロ!電車とかの公共の場ではあったけど、友達いたから耐えれた)
もちろんそんなクラスメートたちは
それぞれ現在素晴らしい人生を歩んでいて
みんな夢を叶えているんです。
絵本作家になってたり、
雑誌の編集者になってたり、
学校の先生だったり、
ママになっていたり、
海外で仕事していたり、
国の仕事をしていたり、
ボランティア活動していたり:-)



その可哀想な目という視線を感じなかったので
学校生活は本当に楽しかったです:-)
元々暗い性格ではないので
みんなを笑かして、アホなことをたくさんしました


そんなクラスメートは今でもずっと繋がっていて
今でも年に一度くらいは会ったりしています


今は乾癬の症状が目に見えるところには皆無なのですが
あの時も今も、乾癬があろうがなかろうが
彼女、彼らの存在とわたしへの接し方は変わらず

わたしの彼女、彼らに対する尊敬の念と感謝の念も
相変わらず変わらないのです。


Soriaが引きこもりになったりせず
こうして人前に立つ仕事ができてる事、
対人恐怖症などならなかった事
全ては友達があってのことだと思っています


さて、今からフライトです!
先日はたまたまそのクラスメートの一人がわたしの便に乗ってました:-)
嬉しいものですね:-)

いってきまーす