2015年3月22日日曜日

アトピーの親戚!?

尋常性乾癬…知らない方がきっと殆どかと思います。
私は「アトピーの親戚みたいなもの」と説明しています。

乾癬はひどい状態だと、自分でも目を背けたくなるような様です。
私の乾癬全盛期は20代初めなのですが、
当時は頭、顔、首、お腹、背中、脚…
要するに人の目のつくところ、それ以外も全身乾癬の症状で真っ赤、
鱗片と呼ばれる肌の剥ける皮で真っ白カサカサ…
目も開けるのもやっと、笑ったら引きつって、なんならピリッと肌が割れる…

最悪でした

妖怪人間ベムの気持ちでいっぱいです
電車に乗ればたちまち、ものすごい視線を浴びせられ
なんなら移るのではないかと避けられ
いつも下を向いて過ごしてました


尋常性乾癬は感染しません。

名前が名前なので、勘違いされてしまったり
その見た目からそう思われてしまったりもしますが
移ることはありません
なので、ここで登場するのが「アトピーの親戚」。


日本ではアトピー性皮膚炎を持った方ってたくさんいらっしゃいます。
わたしも乾癬を患うまではアトピーっ子でした。
たくさんいるから、知識もみんなあり、
「敏感肌で痒くて、でも人には感染しない」
そうです、同じです。

痒くならないひとも乾癬患者さんの中にはいるみたいですが、
私はアトピーもあったからなのか、痒いときもあります。

現在、私は自ら乾癬患者と言わなければ
気づかれない程にまでなりました
それでも季節の変わり目や、ちょっと体調の悪い時に
ひょっこり顔を出してきます。

腕に蚊に刺されのように現れるのですが
周りに「どうしたの?虫刺され?」と聞かれたら
「カンセンっていう肌の病気なんです。アトピーの親戚みたいな」と
言っています。

すると、みんな「あぁ!」と病気を深くまではわかってはくれませんが
「敏感肌、痒くて、人に感染しない」
という事を瞬時にわかってくれるみたいです。


私は今、接客業をしていてたくさんの人に出会います
かつての私なら下を向いて泣いていたところですが、
今は良くなったこともありますが、色んな人に尋常性乾癬を知ってもらえるチャンスだと思っています。

正しい情報を共有することはとっても大切なことです





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